【社員のひと言】神奈川県建設コンサルタント協会主催第11回技術発表会が開催されました
9月30日、神奈川県建設コンサルタント協会が主催する技術発表会が開催され、当社からは9名が参加しました。神奈川県建設コンサルタント協会は昨年度まで弊社社長が会長を務めていましたが、今年より新会長となり初めての発表会となり、横浜関内ホールに県内コンサルタント協会員をはじめ、製品メーカー各社の方々など130名余りの参加のもと開催されました。
発表会では冒頭、新会長からの挨拶があり、引き続き神奈川県県土整備局技術管理課課長より神奈川県の県土整備行政についての講和がありました。その後、地質調査総合センター連携推進室グループ長の宍倉名古屋大学客員教授・法政大学兼任講師より「能登半島地震を教訓に南関東の地震・津波を想定する」と題し、今年の元旦に発生した能登半島地震から今後南関東における地震災害に対する注意点などについて講和がありました。
その後、協会員からは3社より発表がありましたが、その一つは当社社員が行いました。国道134号湘南海岸隣接部に架かるPC橋上部工について、塩害により低下したプレストレスを補うためアウトケーブルを用いた補強実施の報告を行いました。ほか2社については完全非破壊によるコンクリート内部の塩分濃度測定業務実施の報告やICTを活用した道路施工の実態報告など、先端技術やITを用いた業務が競って取り入れられているように思いました。講師の選定から会場の手配など運営に携わられた協会委員の方々に深く感謝するとともに、協会員については各社の技術向上を目的に競って講師に応募され、来年以降もより有意義な発表会になることを期待いたします。