【社員のひと言】定年を迎えて
相信設計技術部のSです。
私は、8月31日を持ちまして60歳の定年を迎えることが出来ました。これもひとえに関係者皆様のお陰であると感謝するとともに、健康?な身体に産んでくれた両親にも感謝する次第です。
約32年前、設計の仕事としては、トレッシングペーパー(A1図面)にタイトル版のゴム印を押すことから始まりました。まっすぐむらなく押さなくてはならず、とても緊張したことを覚えています。当時の設計図面は、当然ですがCADではなく手書きであったため、一枚仕上げるのにかなりの時間がかかっていました。(図面は、A1のトレぺにドラフターを使用してホルダーの鉛筆で書くのが基本) その図面を青焼き機でコピーするのですが、機械の調子が悪いときは、原図が詰まってぐちゃぐちゃになってしまい、途方に暮れて涙を流したことも多くありました。これらは、今思うとすべて楽しい思い出です。
定年について人の考え方はさまざまですが、60歳はさすがに早いと思います。当然ですが自分もまだその実感がありません。(奥さんに貰った還暦祝いの赤いパンツも穿きません)
これから先も、相信設計にお世話になり健康に留意して頑張って仕事をしていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
しかし、残念ですが給料明細を見たときに、定年を少しだけ実感するかもしれません。