【社員のひと言】 橋梁点検(ロープアクセス点検)の現場見学を実施しました。
現在当社では相模原市管理の橋梁点検調査を実施していますが、その内の1つ、国道413号の青野原大橋の点検について”点検現場を知ること”を目的に普段社内業務の多い女性社員3名を含め現場見学を実施しました。
当該橋梁は、橋長170m、全幅員11.8m、3径間連続PCポステン箱桁ですが、橋脚高が約35mもあり橋梁点検車では点検出来ない構造のため現地踏査の結果、点検可能な点検方法として、「ロープアクセス点検」を選定しました。
ロープアクセス点検は、点検車が設置できない狭隘箇所等が点検可能になる等のメリットはありますが、点検車に比べ効率性・点検精度が劣る等のデメリットもある方法です。
以下に本点検を見学しました女性社員3名の方の印象に残った感想を示したいと思います。
・ロープアクセス技術者は、命がけで大変だ!というイメージを持って見学しましたが、基本的な安全管理さえ怠らなければ、まったく危険のない作業だそうです。ロープアクセスでも点検車でも、命がけには変わらない。どんなことにも適切な安全管理が必要と感じました。 (女性社員Oさん)
・AI開発が進んでいる今の時代、ロボットが橋脚を登って打音検査をコツコツとたたく、ドローンが見えにくいところまで録画してくれるなど、時代は変わっていきそう?ですが、現代はこのようなカッコイイ検査員さんがいるおかげで世の中のインフラは安全に保たれているのだと感謝した1日でした。 (女性社員Eさん)
・作業員同士のコミュニケーションが作業する上での作業効率や安全面で重要になっているのだと感じました。完全なる安全の元で作業しなけれ ばならないのなら、作業中ロープの見張り番は必要ではないかと思いました。 (女性社員Mさん)
以上のように、皆さん各個人の視点で見学されたようですが、共通して「安全性の重要さ」を感じていたようでした。普段自分自身も女性社員の方とコミュニケーションする時間が少ないのですが、このような機会は「相互理解」という点で業務の効率性を上げる良い機会であると思いました。
今回業務ではBT-400やAB1500といった特殊大型点検車による点検も行っています。今後も業務内容の理解を深めることを目的に現場見学会の機会を増やしていきたいと思います。